
受注数が過去最高だった昨年をさらに上回る数字をたたき出したボーイングが受注数で6年ぶりにエアバスを上回った。といっても、昨年もエアバスの姑息な手段で首位にはならなかっただけなのですが・・・エアバスは赤字になってしまいました。A320に代表される小型機市場ではエアバスは圧倒的なわけですが、A380でイメージを崩したためなのか、それともB737NGの出来と値段がおいしいのか、ついにこちらも逆転。737が733機、320が673機という結果だった。
今回とても興味深く思ったのは2006年中、B747が72機も発注されたことだ。もちろんA380の遅れに伴って客が流れたともいえるのだけれど、1970年から就航している基本的には同じシリーズの飛行機がいまだに売れるというすごさだ。車と同じで大きくて機体価格が高いほど利益も大きくなる。まして、新たな技術導入とコストダウンをしまくったあとの機体がまだ売れるのだからボーイングはウハウハだろう。それだけ、開発当時の技術が優れていたということもいえるのではないだろうか。機体の大きさだけでなく、まさに金字塔といえる巨人機といえるでしょう。B737にしても同じだ。こちらはもっと歴史が古く1968年就航。機種部分や胴体サイズなどはB707と同じ。なんとも古の時代ではないか。モデルチェンジをしているとはいえ、やはりこれもすごいことである。
B747についてもうひとつ。受注機数の多くがフレイターだったことだ。747開発当時は、いずれこの手の巨人機は貨物型に改造されると考えられていた。時代とは分からないもので今でも旅客型としてたくさんの747が飛んでいる訳だが、ついに時代が747に追いついたということなのか。そのプロセスがどうであれ更に発展を遂げようというのだからまったくすごい飛行機だ。
ボーイングはすでにB747-8を開発している。ボーイングはすでに長い歴史のある会社だが、末恐ろしいメーカーだと改めて気づいた今日この頃。
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