数年前、貯まったマイルでファーストクラスの体験をしてきました。その時のブログをもう一度見たいという声を多数いただき再び掲載したいと思います。若干内容が古くなっているものもありますが、臨場感を楽しんでいただけると思います。

告知どおりファーストクラスを体験してきました。
ユナイテッド航空のマイレージが貯まったのでマイルを使って成田からシンガポールへ。 ファーストクラスなんて全く手の届かない別世界の話だったのですが、あれ?という感じで体験できてしまいました。 おお!いいな!乗ってみたいなと思われる方のために、どんなもんなの?というのをお知らせしたいと思います。 また、あらかじめ知っておいた方がいいこともあると思うので、参考にしていただければと思います。
まず、行き先はシンガポール。以前にも書いたのですが、最も少ないマイルでファーストに乗れる区間で、その中でも最長の路線だからです。ちょうどシンガポールのすぐ隣、マレーシアのジョホールバルに友達が住んでいることもあり、即決。
ただ、困ったことに、フライトの時刻がいまいちなんです。
NRT to SIN UA837 NRT (NRT)17:55 SIN (SIN)23:45
UA838 SIN (SIN)7:20 NRT (NRT)15:20
どうでしょう。シンガポール着が深夜。シンガポール発が早朝。
ちょっときついです。迷惑です。
友達はちょっとぶつくさ言ってました。ごめ~ん。
しかし、そんなことを気にしていては、ファーストは体験できないのだ!
そうこうしているうちに出発です。 ファーストラウンジをたっぷり楽しみたかったので3時間前に到着。
服装はIT企業のオーナーっぽく。これ重要。(笑)
チケットレスなので、インターネットで予約した時に表れる予約ページを印刷したものを持参。
ここで注意を一つ。チェックインを済ませて、安心してこの紙を捨ててはいけません。なんでかって?それは、帰りのチェックインの際にも使うからです。ぼくは危うく捨てそうになりました。おー危ない。
さて、成田空港第1ターミナル。ユナイテッド航空のカウンターが見えてまいりました。
カウンターには入口が二つあります。片方はエコノミークラス用。もう片方が、ビジネスとファースト用。 おもむろにビジネスとファースト用の入口へ向かいます。
荷物の検査だ。検査の機械の前には若いねーちゃんが陣取っている。
ぼくの前の外人さんはエコノミークラスだったらしく、
「お客様はあちらです~(英語)」
と若いねーちゃんに軽くあしらわれ、うなだれてそちらへ向かっていきました。
ねーちゃんは、
"ここはあんたらなんかが来る場所じゃないんだよ、あさって来いや"
という表情を満々とたたえている。
ああぁー、なんて世の中は非情なんだ・・・
・・・
そのねーちゃんの矛先は真っ直ぐぼくへ向けられた。”あんたもちがうよ!”という、憐れみに満ちた表情でぼくに語りかけてくる。
「お客様はどちらのクラスをご利用ですか」
来た!この瞬間が!一発逆転の時が!
「ファーストです」
いっ、言ってしまった。訳せば、「一番です」。なんという、ごう慢で慎みのない、日本人の感性を忘れた表現だろうか。
ねーちゃんは明らかに動揺し始めた。
「なにか?」
「え、あ、そうですか・・・。じゃあ、あのパスポートを拝見させていただきます。お気をつけて行ってらっしゃいませ」
これこそがファーストの醍醐味だ!
次は荷物を預けます。愛用のステッカーだらけのゼロハリを引いて少し歩くとカウンターから声が。
「ファーストをご利用ですか」
「はい」
周りの人が「え゛!この人がファースト?何者?」という目をいっせいに向けてくる。
ここでおどおどしてはいけません。さらっと、動揺しているところを見られてはいけないのです。これに耐えられない人はファーストは諦めましょう。
「○○様でいらっしゃいますか」
「はいそうです」(何で名前を知ってるんだ)
「お待ちしておりました。お手荷物はお一つでしょうか。貴重品は・・・
対応が違う。荷物を預け終わるとカウンターからわざわざ出てきて、ファースト用の手荷物タグをつけてくれて、いってらっしゃいませ、と頭を深々と下げる。
正直、なんだか落ち着かん・・・ さっそくファーストラウンジを利用してみよう!
つづく

