火曜日, 11月 20, 2007

塗装の力


飛行機の塗装はコーポレートコマーシャルとして、自社を誇示するためにするわけですが、すごいですね、AirBridgeCargoの塗装。もちろんよく見れば747-400Fなのは明らかなのですが、一瞬見たとき、0.5秒くらいアントノフかイリューシンかと思いませんでした?飛行機自体の印象まで変えてしまうとは・・・というかこのセンス、どうなんです?実際のとこ。

787納入延期に関する記事

一ヶ月以上前にストックしておいた記事なのだが、非常に興味深い内容なのでご紹介します。内容は787納入延期に関するもので、デジタル的に設計された787の利点と課題が浮き彫りにされています。ご一読あれ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0710/23/news100.html

土曜日, 11月 17, 2007

すごいことになったドバイ航空ショー

中東の勢いがとまりません。旺盛な購買意欲を見込んで開かれたドバイ航空ショーは超超大成功。
受注総額はエアバスとボーイング合わせて670億ドル(約7兆4000億円)!!普通の国の国家予算なんか余裕で超えてます。原油高でとにかく儲かりまくっている中東諸国ですが、例の飛行機好きの国家元首の息子さんがA380をお買い上げされたニュースも流れてましたね。
エアバスががんばってますね。かわりにボーイングがイマイチぱっとしなくなってきました。もちろん相対的に受注額が少なかっただけで、かなりの商談をまとめたわけですが。
エアバスは、ボーイングのドリームライナー納入延期ネタを最大限に活用して業績を伸ばしていくんでしょうかね。とにかくボーイングはこれ以上納入を遅らせないことです。A350もです。エアバスさん。

火曜日, 11月 13, 2007

炭素繊維複合材の可能性


日本の得意分野となっている炭素繊維複合材。最大手東レはボーイングと16年に及ぶ長期供給提携を結んでいる。
炭素繊維複合材は金属よりも軽くて丈夫だ。何層かにシートを張り合わせて成型し、焼き固めるのだが、張り合わせる方向を変えることによって強度や柔軟性を自由に変えることが出来る。B787の胴体を高強度で作りながら、同じ素材で柔軟性のある翼を作ることが可能になっているのもこのおかげだ。
飛行機にこれからもますます使用されていくことは当然として、他にも様々な分野に活用されていくのではないだろうか。
今はまだ設備も少なく、航空機用途や、一部の分野に限られているが、増産を続けている各社は更に様々な分野に目を向けていくことになるだろう。
「軽くて丈夫」はとにかく経済的なメリットが大きい。どんな分野に活用できるか考えてみた。
まずは、交通輸送だろう。飛行機はもちろんだ。
自動車はどうだろう。すでに使われている部分も多いが更に利用されるようになるだろう。ただ、自動車に関してはちょっと疑問な点もある。自動車はぶつけてしまう可能性が高いのだ。修理という面を見ると炭素繊維複合材は不利な面が多い。シャーシ、屋根部分など、強度に係わり、且つ壊れたら全損扱いになる部分に限られるだろう。
電車。これはかなり見込める分野じゃないだろうか。交通インフラの中でも重要度が高く、エネルギー効率の向上が常に求められている。最近の電車は相当軽量化されてきていると聞く。コスト削減と環境負荷削減の両面が達成される。もちろん、業界なりの縛りのようなものがあるだろうから簡単に導入とはいかないかもしれないが・・・
船。船も軽量化できる。もちろん今もプレジャーボートなどはFRP製で十分軽いのだが・・・。1万トンを超えるような船は無理にしても、現在鋼鉄で出来ているものを代用できたら面白いんですけどね。海水にも腐食しないでしょうし。タンカーとかなら二重底じゃなくて五重底とかが作りやすそうです。高速船とかに使うととってもグッドだと思います。
トラック。箱車に限らず、なんかいろんなところに使えそうな気がします。ダンプカーの二台が全部炭素繊維複合材だったら、かっこいいな。日本の物流を支えるトラックは少しでも軽いほうがいいでしょう。

次は建築。住宅が軽くて丈夫なのはメリットがいろいろありそう。地震に強いそう。また、建築時の運送コストもかなり減るのではないだろうか。ただ、絶対に工場生産になるので、設計の柔軟性はあんまりなさそう・・・。まあ、今でも大手住宅メーカーは工場生産品をくっつけてるだけですけどね。工場生産といえば、ビルなどの鉄骨には替われないのか。炭素繊維複合材がどのくらい圧縮強度があるのかわからないのだが、作り方や組み方によっては相当な強度ができるのではないか。軽いので輸送コストは落ちるし、一度に吊り上げられる部材の量も何倍にもなるだろう。

まあ、こんなことはもう皆さん考えてるんでしょうけどね。

使える分野が増えて、需要が増えれば、コストも下がることでしょう。いろんなものが軽くなるといいな。

金曜日, 11月 02, 2007

スカンジナビア航空 DHC-Q400運航永久中止


トラブルが続出しているQ400ですが、SASは運行中の27機全機を運行中止にしたそうです。しかも永久に。つまりもういらないということです。数年前にノルウェーで乗った機体(左の写真)も含まれているのですね。個人的には結構好きな機体だったんですがね。でも安全性に問題があるのは困ってしまいます。
ANAも運行するQ400ですが、ボンバルディアの信頼はずいぶん落ちてしまいましたね。ボンバ社は何か保証のようなものをしているのでしょうか。だとしたら、航空機製造メーカーとしては大ダメージですね。信頼回復に努めて欲しいものです。

木曜日, 11月 01, 2007

200B全機退役

10/31にJALの747-200Bが退役しました。JA8150です。金浦発羽田行でした。200Bが、日本の航空会社から消えてしまうのはちょっと寂しいですね。200BのコックピットはCRTがなくて、アナログ計器がズラッと並んでいてカッコいいんですよねぇ。僕が最後に見た200Bのコックピットはニュージーランドエアーのものでした。飛行中に入れてもらったのですが、NZのは中央のエンジン関係のメーターが棒グラフのようになっているタイプでした。あれは、エンジンメーカーによって違うのでしょうか?よくわかりません。知り合いのパイロットも以前ANAの200Bに乗っていたのですが、信頼できる、飛ばしている感が強い、よい飛行機だったといっていました。間違いなく747シリーズの中でも名機ですね。時代がひとつ終わりました。